【レガシー】レガシー解説2(除去、置物対策)
2011年3月2日 フォーマット解説目次:http://himajin.diarynote.jp/201103131200449531/
他のレガシー解説記事:
http://himajin.diarynote.jp/201102281602329782/ (総論、土地)
http://himajin.diarynote.jp/201103020030176215/ (ドロー、妨害)
http://himajin.diarynote.jp/201103020030386197/ (アーキタイプ)
【除去】
白は第一にレガシー最強除去の《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を採用し、Zooのようなある種Burnに近いデッキなら代わりに《流刑への道/Path to Exile》を選択することもあります。その他Zooのように赤が混ざっていてある程度火力を投入するデッキならば《稲妻のらせん/Lightning Helix》、白単色ならば置物にも触れられる《忘却の輪/Oblivion Ring》も優秀です。コントロール寄りのデッキを使うなら全体除去の《弱者の報復/Retribution of the Meek》や《神の怒り/Wrath of God》や《審判の日/Day of Judgment》も当然のカードパワーです。
青は一応《心霊破/Psionic Blast》のようなクリーチャー除去がありますがFaery Stompyのような特別なデッキでない限りそのような青除去は採用せず、基本は《Force of Will》のような万能打ち消しや《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のバウンスを狙いましょう。しかし青単色で1・2マナのタフネス1のシステムクリーチャーをどうしても除去したい場合は《海賊の魔除け/Piracy Charm》か《Psychic Purge》や色を問わず使える《はらわた撃ち/Gut Shot》か《四肢切断/Dismember》を採用することがあります。また青単色のクロックパーミならば色に関係なく使える装備品の《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》や《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》の2つがアドバンテージにもつながる優良除去として使われます。多色の場合は基本的に他の色に除去を任せしょう。ただし《精神支配/Mind Harness》や《不忠の糸/Threads of Disloyalty》や《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》のような軽量コントロール奪取や《水没/Submerge》は例外的に青のクリーチャー対策らしくないカードパワーを見せるのでしばしば採用されます。サイド後は赤に対しては打ち消し兼万能パーマネント対策の《青霊破/Blue Elemental Blast》や《水流破/Hydroblast》が使われることもあります。
黒は《燻し/Smother》や《喉首狙い/Go for the Throat》が基本で、その他デッキの種類によっていろいろな選択が考えられます。例えばノンクリーチャーに近いデッキならば《無垢の血/Innocent Blood》、Eva GreenやSuicide Blackのような高速デッキなら軽さ重視で《四肢切断/Dismember》や《殺し/Snuff Out》や《血の復讐/Vendetta》に《麻痺/Paralyze》、環境にSneak ShowやPro Bantなどが多く被覆持ちファッティに困らせられそうなら《悪魔の布告/Diabolic Edict》や《ゲスの評決/Geth’s Verdict》、Train WreckやPikulaやThe Rockのような黒の濃い中速デッキなら《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》や《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》や《叫び大口/Shriekmaw》、Hyppyのように黒ダブルシンボルが気にならないデッキなら《夜の犠牲/Victim of Night》、Train WreckやArena Drainのような黒中心の低速コントロールなら《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》や《滅び/Damnation》や《弱者の消耗/Consume the Meek》、Thresholdや黒入りLand Stillのように墓地がたまりやすいデッキなら《恐ろしい死/Ghastly Demise》、DDやDeath CloudやTarmo Poxのように《恐血鬼/Bloodghast》などを使うデッキなら《小悪疫/Smallpox》、多色デッキについてはPikukaやThe Rockのように白と合わせるなら万能除去の《名誉回復/Vindicate》、Eva GreenやThe Rockやみのむしぶらりんしゃんのように緑と合わせるなら《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》、Red Faeryのように赤と合わせるなら《終止/Terminate》といった感じでしょうか。UW Tokensのようなトークンデッキなら《盲信的迫害/Zealous Persecution》も環境次第で強力な広域除去になります。
黒除去には選択肢は多いものの、やはり白のソープロにかなうものはなく、黒がメインカラーでも白をタッチしてソープロを入れることだってあるくらいです。ただしサイドカードとしては白除去より重宝され、先述した被覆ファッティ対策の布告を始めとして、GoblinやElfやもっと広いデッキに対抗できる《仕組まれた疫病/Engineered Plague》、かゆいところに手が届く《見栄え損ない/Disfigure》や《暗黒破/Darkblast》、そして緑系ビート全体に効く《非業の死/Perish》や《自然の喪失/Nature’s Ruin》は白にはできない威力を発揮してくれます。さらに白を採用していないなら《美徳の喪失/Virtue’s Ruin》なんてのもありますね。
赤はとりあえず《稲妻/Lightning Bolt》で、青入りデッキなら《Force of Will》の餌にもなる汎用カード《火/Fire》、BurnやZooなら《Chain Lightning》や《火炎破/Fireblast》、Kavu Justiceや《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》入りコントロールなら《罰する火/Punishing Fire》などなど。環境とデッキ次第では《炎の斬りつけ/Flame Slash》や《二股の稲妻/Forked Bolt》や《はらわた撃ち/Gut Shot》も一考の価値があるでしょう。また対策カードとしては対Fishや石鍛冶に《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》、対青系デッキに《赤霊破/Red Elemental Blast》や《紅蓮破/Pyroblast》、全体除去としては《紅蓮地獄/Pyroclasm》や《鞭打ち炎/Whipflare》、《炎渦竜巻/Firespout》や《金屑の嵐/Slagstorm》や《Pyrokinesis》などです。対策カードは全般的に強力なものが多いですが、特にREB系は新ジェイスや相殺を打ち消したり割ったり《Force of Will》を打ち消してテンポを保ったりなど、環境に青の強いカードが多い以上かなりのパワーカードになります。
緑や茶には単体除去が基本的に《四肢切断/Dismember》や《内にいる獣/Beast Within》や《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》以外にないに等しく、Big ManaやElephant StompyやMUDのようにマナが出るデッキならエルドラージ系や《映し身人形/Duplicant》や《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》のようなクリーチャー枠で除去の代わりにすることはあります。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》や《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》より強い除去は緑と茶にはないので、他に色をタッチするのでなければコンボデッキかBig Manaかロックデッキか高速デッキになるでしょう。ただし茶の広域除去はそれなりに優秀で、多色向けの《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》や1・2色向けの《漸増爆弾/Ratchet Bomb》に《火薬樽/Powder Keg》、低速コントロール向けの《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》や《忘却石/Oblivion Stone》などが使われることもまれにあります。緑の全体除去は限られ、《腐食の突風/Corrosive Gale》、《暴風/Windstorm》、《ハリケーン/Hurricane》といった飛行対策や《熱帯の暴風雨/Tropical Storm》といった青対策、《雹の嵐/Hail Storm》といった制限付きのものなど非常に使い道の狭いものがあるだけです。
【除去一覧】
白:
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《流刑への道/Path to Exile》
《危害のあり方/Harm’s Way》
《太陽の槍/Sunlance》
《忘却の輪/Oblivion Ring》
《弱者の報復/Retribution of the Meek》
《翼の破片/Wing Shards》
《神の怒り/Wrath of God》
《審判の日/Day of Judgment》
《パララクスの波/Parallax Wave》
《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
青:
《精神支配/Mind Harness》
《青霊破/Blue Elemental Blast》
《水流破/Hydroblast》
《海賊の魔除け/Piracy Charm》
《Psychic Purge》
《猿術/Pongify》
《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
《心霊破/Psionic Blast》
《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《水没/Submerge》
黒:
《見栄え損ない/Disfigure》
《暗黒破/Darkblast》
《無垢の血/Innocent Blood》
《麻痺/Paralyze》
《恐ろしい死/Ghastly Demise》
《血の復讐/Vendetta》
《喉首狙い/Go for the Throat》
《燻し/Smother》
《悪魔の布告/Diabolic Edict》
《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
《小悪疫/Smallpox》
《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
《非業の死/Perish》
《自然の喪失/Nature’s Ruin》
《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
《蔓延/Infest》
《四肢切断/Dismember》
《殺し/Snuff Out》
《滅び/Damnation》
《虐殺/Massacre》
《叫び大口/Shriekmaw》
《弱者の消耗/Consume the Meek》
《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One》
《苦痛の命令/Decree of Pain》
赤:
《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
《赤霊破/Red Elemental Blast》
《紅蓮破/Pyroblast》
《稲妻/Lightning Bolt》
《Chain Lightning》
《火/Fire》
《罰する火/Punishing Fire》
《紅蓮地獄/Pyroclasm》
《鞭打ち炎/Whipflare》
《壊滅的な夢/Devastating Dreams》
《火山の流弾/Volcanic Fallout》
《金屑の嵐/Slagstorm》
《火炎破/Fireblast》
《Pyrokinesis》
緑:
《熱帯の暴風雨/Tropical Storm》
《暴風/Windstorm》
《ハリケーン/Hurricane》
《腐食の突風/Corrosive Gale》
《内にいる獣/Beast Within》
《雹の嵐/Hail Storm》
《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
無:
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
《迫撃鞘/Mortarpod》
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
《火薬樽/Powder Keg》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
《忘却石/Oblivion Stone》
《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》
《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
《映し身人形/Duplicant》
《解放された者、カーン/Karn Liberated》
《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
多:
《稲妻のらせん/Lightning Helix》
《終止/Terminate》
《名誉回復/Vindicate》
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》
《炎渦竜巻/Firespout》
【置物対策】
打ち消しや手札破壊の濃いデッキでない限り、基本的に置物対策はサイドに必須でしょう。緑系のビートデッキならメインに積める《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》や次点としてWillの餌になる《三角エイの捕食者/Trygon Predator》がいずれも及第点ですね。他にも《名誉回復/Vindicate》や《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》や、デッキ次第で《忘却の輪/Oblivion Ring》や《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》のように汎用的で腐らない置物対策は優秀です。サイドに置物対策を積むなら、やはり緑の《クローサの掌握/Krosan Grip》や《自然の要求/Natures Claim》と赤緑の《古えの遺恨/Ancient Grudge》がひときわ強いでしょう。ただし親和のようにアーティファクトを並べるデッキ相手には《破壊放題/Shattering Spree》や《粉みじん/Pulverize》の強さがダントツですね。青と黒にはその性質上置物対策は少ないですが、親和に対する《魔力流出/Energy Flux》の強さはダントツです。
【置物対策一覧】
白:
《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
《解呪/Disenchant》
《忘却の輪/Oblivion Ring》
青:
《魔力流出/Energy Flux》
黒:
赤:
《破壊放題/Shattering Spree》
《粉々/Smash to Smithereens》
《粉みじん/Pulverize》
緑:
《自然の要求/Natures Claim》
《帰化/Naturalize》
《クローサの掌握/Krosan Grip》
《内にいる獣/Beast Within》
《無垢への回帰/Seeds of Innocence》
無:
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
《火薬樽/Powder Keg》
《忘却石/Oblivion Stone》
《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》
《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
《解放された者、カーン/Karn Liberated》
《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
多:
《古えの遺恨/Ancient Grudge》
《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
《名誉回復/Vindicate》
《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
他のレガシー解説記事:
http://himajin.diarynote.jp/201102281602329782/ (総論、土地)
http://himajin.diarynote.jp/201103020030176215/ (ドロー、妨害)
http://himajin.diarynote.jp/201103020030386197/ (アーキタイプ)
【除去】
白は第一にレガシー最強除去の《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を採用し、Zooのようなある種Burnに近いデッキなら代わりに《流刑への道/Path to Exile》を選択することもあります。その他Zooのように赤が混ざっていてある程度火力を投入するデッキならば《稲妻のらせん/Lightning Helix》、白単色ならば置物にも触れられる《忘却の輪/Oblivion Ring》も優秀です。コントロール寄りのデッキを使うなら全体除去の《弱者の報復/Retribution of the Meek》や《神の怒り/Wrath of God》や《審判の日/Day of Judgment》も当然のカードパワーです。
青は一応《心霊破/Psionic Blast》のようなクリーチャー除去がありますがFaery Stompyのような特別なデッキでない限りそのような青除去は採用せず、基本は《Force of Will》のような万能打ち消しや《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のバウンスを狙いましょう。しかし青単色で1・2マナのタフネス1のシステムクリーチャーをどうしても除去したい場合は《海賊の魔除け/Piracy Charm》か《Psychic Purge》や色を問わず使える《はらわた撃ち/Gut Shot》か《四肢切断/Dismember》を採用することがあります。また青単色のクロックパーミならば色に関係なく使える装備品の《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》や《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》の2つがアドバンテージにもつながる優良除去として使われます。多色の場合は基本的に他の色に除去を任せしょう。ただし《精神支配/Mind Harness》や《不忠の糸/Threads of Disloyalty》や《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》のような軽量コントロール奪取や《水没/Submerge》は例外的に青のクリーチャー対策らしくないカードパワーを見せるのでしばしば採用されます。サイド後は赤に対しては打ち消し兼万能パーマネント対策の《青霊破/Blue Elemental Blast》や《水流破/Hydroblast》が使われることもあります。
黒は《燻し/Smother》や《喉首狙い/Go for the Throat》が基本で、その他デッキの種類によっていろいろな選択が考えられます。例えばノンクリーチャーに近いデッキならば《無垢の血/Innocent Blood》、Eva GreenやSuicide Blackのような高速デッキなら軽さ重視で《四肢切断/Dismember》や《殺し/Snuff Out》や《血の復讐/Vendetta》に《麻痺/Paralyze》、環境にSneak ShowやPro Bantなどが多く被覆持ちファッティに困らせられそうなら《悪魔の布告/Diabolic Edict》や《ゲスの評決/Geth’s Verdict》、Train WreckやPikulaやThe Rockのような黒の濃い中速デッキなら《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》や《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》や《叫び大口/Shriekmaw》、Hyppyのように黒ダブルシンボルが気にならないデッキなら《夜の犠牲/Victim of Night》、Train WreckやArena Drainのような黒中心の低速コントロールなら《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》や《滅び/Damnation》や《弱者の消耗/Consume the Meek》、Thresholdや黒入りLand Stillのように墓地がたまりやすいデッキなら《恐ろしい死/Ghastly Demise》、DDやDeath CloudやTarmo Poxのように《恐血鬼/Bloodghast》などを使うデッキなら《小悪疫/Smallpox》、多色デッキについてはPikukaやThe Rockのように白と合わせるなら万能除去の《名誉回復/Vindicate》、Eva GreenやThe Rockやみのむしぶらりんしゃんのように緑と合わせるなら《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》、Red Faeryのように赤と合わせるなら《終止/Terminate》といった感じでしょうか。UW Tokensのようなトークンデッキなら《盲信的迫害/Zealous Persecution》も環境次第で強力な広域除去になります。
黒除去には選択肢は多いものの、やはり白のソープロにかなうものはなく、黒がメインカラーでも白をタッチしてソープロを入れることだってあるくらいです。ただしサイドカードとしては白除去より重宝され、先述した被覆ファッティ対策の布告を始めとして、GoblinやElfやもっと広いデッキに対抗できる《仕組まれた疫病/Engineered Plague》、かゆいところに手が届く《見栄え損ない/Disfigure》や《暗黒破/Darkblast》、そして緑系ビート全体に効く《非業の死/Perish》や《自然の喪失/Nature’s Ruin》は白にはできない威力を発揮してくれます。さらに白を採用していないなら《美徳の喪失/Virtue’s Ruin》なんてのもありますね。
赤はとりあえず《稲妻/Lightning Bolt》で、青入りデッキなら《Force of Will》の餌にもなる汎用カード《火/Fire》、BurnやZooなら《Chain Lightning》や《火炎破/Fireblast》、Kavu Justiceや《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》入りコントロールなら《罰する火/Punishing Fire》などなど。環境とデッキ次第では《炎の斬りつけ/Flame Slash》や《二股の稲妻/Forked Bolt》や《はらわた撃ち/Gut Shot》も一考の価値があるでしょう。また対策カードとしては対Fishや石鍛冶に《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》、対青系デッキに《赤霊破/Red Elemental Blast》や《紅蓮破/Pyroblast》、全体除去としては《紅蓮地獄/Pyroclasm》や《鞭打ち炎/Whipflare》、《炎渦竜巻/Firespout》や《金屑の嵐/Slagstorm》や《Pyrokinesis》などです。対策カードは全般的に強力なものが多いですが、特にREB系は新ジェイスや相殺を打ち消したり割ったり《Force of Will》を打ち消してテンポを保ったりなど、環境に青の強いカードが多い以上かなりのパワーカードになります。
緑や茶には単体除去が基本的に《四肢切断/Dismember》や《内にいる獣/Beast Within》や《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》以外にないに等しく、Big ManaやElephant StompyやMUDのようにマナが出るデッキならエルドラージ系や《映し身人形/Duplicant》や《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》のようなクリーチャー枠で除去の代わりにすることはあります。《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》や《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》より強い除去は緑と茶にはないので、他に色をタッチするのでなければコンボデッキかBig Manaかロックデッキか高速デッキになるでしょう。ただし茶の広域除去はそれなりに優秀で、多色向けの《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》や1・2色向けの《漸増爆弾/Ratchet Bomb》に《火薬樽/Powder Keg》、低速コントロール向けの《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》や《忘却石/Oblivion Stone》などが使われることもまれにあります。緑の全体除去は限られ、《腐食の突風/Corrosive Gale》、《暴風/Windstorm》、《ハリケーン/Hurricane》といった飛行対策や《熱帯の暴風雨/Tropical Storm》といった青対策、《雹の嵐/Hail Storm》といった制限付きのものなど非常に使い道の狭いものがあるだけです。
【除去一覧】
白:
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《流刑への道/Path to Exile》
《危害のあり方/Harm’s Way》
《太陽の槍/Sunlance》
《忘却の輪/Oblivion Ring》
《弱者の報復/Retribution of the Meek》
《翼の破片/Wing Shards》
《神の怒り/Wrath of God》
《審判の日/Day of Judgment》
《パララクスの波/Parallax Wave》
《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
青:
《精神支配/Mind Harness》
《青霊破/Blue Elemental Blast》
《水流破/Hydroblast》
《海賊の魔除け/Piracy Charm》
《Psychic Purge》
《猿術/Pongify》
《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
《心霊破/Psionic Blast》
《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《水没/Submerge》
黒:
《見栄え損ない/Disfigure》
《暗黒破/Darkblast》
《無垢の血/Innocent Blood》
《麻痺/Paralyze》
《恐ろしい死/Ghastly Demise》
《血の復讐/Vendetta》
《喉首狙い/Go for the Throat》
《燻し/Smother》
《悪魔の布告/Diabolic Edict》
《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
《小悪疫/Smallpox》
《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
《非業の死/Perish》
《自然の喪失/Nature’s Ruin》
《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
《蔓延/Infest》
《四肢切断/Dismember》
《殺し/Snuff Out》
《滅び/Damnation》
《虐殺/Massacre》
《叫び大口/Shriekmaw》
《弱者の消耗/Consume the Meek》
《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One》
《苦痛の命令/Decree of Pain》
赤:
《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
《赤霊破/Red Elemental Blast》
《紅蓮破/Pyroblast》
《稲妻/Lightning Bolt》
《Chain Lightning》
《火/Fire》
《罰する火/Punishing Fire》
《紅蓮地獄/Pyroclasm》
《鞭打ち炎/Whipflare》
《壊滅的な夢/Devastating Dreams》
《火山の流弾/Volcanic Fallout》
《金屑の嵐/Slagstorm》
《火炎破/Fireblast》
《Pyrokinesis》
緑:
《熱帯の暴風雨/Tropical Storm》
《暴風/Windstorm》
《ハリケーン/Hurricane》
《腐食の突風/Corrosive Gale》
《内にいる獣/Beast Within》
《雹の嵐/Hail Storm》
《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
無:
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
《迫撃鞘/Mortarpod》
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
《火薬樽/Powder Keg》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
《忘却石/Oblivion Stone》
《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》
《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
《映し身人形/Duplicant》
《解放された者、カーン/Karn Liberated》
《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
多:
《稲妻のらせん/Lightning Helix》
《終止/Terminate》
《名誉回復/Vindicate》
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》
《炎渦竜巻/Firespout》
【置物対策】
打ち消しや手札破壊の濃いデッキでない限り、基本的に置物対策はサイドに必須でしょう。緑系のビートデッキならメインに積める《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》や次点としてWillの餌になる《三角エイの捕食者/Trygon Predator》がいずれも及第点ですね。他にも《名誉回復/Vindicate》や《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》や、デッキ次第で《忘却の輪/Oblivion Ring》や《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》のように汎用的で腐らない置物対策は優秀です。サイドに置物対策を積むなら、やはり緑の《クローサの掌握/Krosan Grip》や《自然の要求/Natures Claim》と赤緑の《古えの遺恨/Ancient Grudge》がひときわ強いでしょう。ただし親和のようにアーティファクトを並べるデッキ相手には《破壊放題/Shattering Spree》や《粉みじん/Pulverize》の強さがダントツですね。青と黒にはその性質上置物対策は少ないですが、親和に対する《魔力流出/Energy Flux》の強さはダントツです。
【置物対策一覧】
白:
《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
《解呪/Disenchant》
《忘却の輪/Oblivion Ring》
青:
《魔力流出/Energy Flux》
黒:
赤:
《破壊放題/Shattering Spree》
《粉々/Smash to Smithereens》
《粉みじん/Pulverize》
緑:
《自然の要求/Natures Claim》
《帰化/Naturalize》
《クローサの掌握/Krosan Grip》
《内にいる獣/Beast Within》
《無垢への回帰/Seeds of Innocence》
無:
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
《火薬樽/Powder Keg》
《忘却石/Oblivion Stone》
《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》
《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
《解放された者、カーン/Karn Liberated》
《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
多:
《古えの遺恨/Ancient Grudge》
《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
《名誉回復/Vindicate》
《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
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