デッキ一覧:http://himajin.diarynote.jp/201102172159081800/

【デッキレシピ(和英)】

// Lands
2 [GP] 《神無き祭殿/Godless Shrine》
3 [RAV] 《寺院の庭/Temple Garden》
3 [RAV] 《草むした墓/Overgrown Tomb》
2 [ZEN] 《平地/Plains》 (4)
1 [ALA] 《沼/Swamp》 (2)
2 [ROE] 《森/Forest》 (2)
2 [ZEN] 《湿地の干潟/Marsh Flats》
2 [ON] 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 [ZEN] 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 [PLC] 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 [NE] 《コーの安息所/Kor Haven》
1 [M11] 《惑いの迷路/Mystifying Maze》
2 [DIS] 《幽霊街/Ghost Quarter》

// Creatures
4 [CHK] 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4 [MBS] 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》

// Spells
4 [CFX] 《流刑への道/Path to Exile》
4 [OD] 《無垢の血/Innocent Blood》
4 [MBS] 《喉首狙い/Go for the Throat》
1 [10E] 《物語の円/Story Circle》
4 [IN] 《果たし合いの場/Dueling Grounds》
4 [AP] 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1 [7E] 《崇拝/Worship》
4 [ALA] 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2 [ROE] 《弱者の消耗/Consume the Meek》

// Sideboard
SB: 4 [TSP] 《天使の嗜み/Angel’s Grace》
SB: 2 [PLC] 《根絶/Extirpate》
SB: 4 [SC] 《金粉の光/Gilded Light》
SB: 1 [SC] 《翼の破片/Wing Shards》
SB: 4 [SHM] 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》


【メモ】
黒緑白みのむしぶらりんしゃん。レガシーの黒緑白みのむしぶらりんしゃん(http://himajin.diarynote.jp/201104161450338799/)をレガテン仕様に変更しただけです。レガシーと違って《剣を鍬に/Swords to Plowshares》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を採用できないのがかなり痛いですが、それでも黒緑みのむしぶらりんしゃん(http://himajin.diarynote.jp/201104152044369892/)と比べて《流刑への道/Path to Exile》と《果たし合いの場/Dueling Grounds》と《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を積める強みは大きいです。果し合いの場の強さはレガシーのレシピで解説したことに加え、レガテンでは《Marit Lage》トークン対策の《コーの安息所/Kor Haven》や《惑いの迷路/Mystifying Maze》や《物語の円/Story Circle》と相性が抜群です。

今回のレシピは除去が19枚と非常に少ないですが、その分置物を多めに採用しています。ボードコントロールにも環境に合わせて大きく分けて3種類あって、1つはインスタントやソーサリーでテンポやカードアドバンテージを取りつつボードに干渉していくタイプで、もう1つは置物やPWで戦場をソフトロックしつつ制圧していくもの、そして3つ目はそれらの折衷です。まあ説明の都合上3つ目は考えないことにして、前者の利点は1対1交換ないしそれ以上を確実に遂行し戦場に脅威を残さずに済むことで、後者の場合防御エンチャントをばらまいても戦場に脅威が残ってしまうので置物破壊から一気に戦況を動かされてしまいます。しかし前者はカードバンテージにつながるカードは重いため序盤の戦略は基本が1対1交換であり、The RockやZooには戦いやすい反面Fishのようにアドバンテージカードを連打してくるデッキには息切れしてしまうという大きなデメリットがあります。それに引き替え後者のデッキはカードアドバンテージを取りにいかない分1枚の置物で複数枚のクリーチャーを妨害できるので、Fishのようなデッキにも息切れせずに戦うことができます。しかし当然置物破壊に弱いのでThe RockやZooには完全に置物依存の構成ではまず勝ち目が薄いし《破滅的な行為/Pernicious Deed》も使いにくくなるというデメリットもあります。そしてそれらの折衷はそれぞれの利点も欠点も両方持っていて複数種類のビートが環境にいる場合は強いですが、あくまで折衷なのでそれらへの耐性も少々見劣りするわけです。今回のデッキはちょうど3つ目のタイプでFishやThe Rock DDへの対策を両方保持している分カードアドバンテージにはつながりにくくやはり置物破壊に弱い感じになっていますね。

メタはFish、The Rock DD、Valakut、Burnを意識しました。メインにはバウンスがあまりないFishへの果し合いの場や物語の円や崇拝とThe Rockへの単体除去連打に加え、両方に効くディードやミークでビートに耐えていきましょう。仮想敵の3枠目にはいつもコンボを想定しているのですが、FishをTier 1に想定している以上Desireはやや対策カードが積まれやすく、Hive Mindはマナ加速がレガシーほど濃くない上に《実物提示教育/Show and Tell》もなくFishの《呪い捕らえ/Cursecatcher》と《目くらまし/Daze》に存在を否定されているので、そういう環境ではValakutのほうが多分使われやすいということで3枠目にValakutをケアしましょう。Tier 1に意識するビートが変われば当然台頭するコンボも変わります。また3色になった分自発的ライフロス要因が多くなったのでBurnも一応ケアしましょう。アドバンテージ勝負に走らないBurnはFishのアドバンテージエンジンに影響されない上に《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》や《火山の流弾/Volcanic Fallout》がFishに刺さりやすく、The Rock DDは構成次第では自発的ライフロス要因がライフゲインに比べて非常に大きくなり、Valakutに対しても速度で勝り《血染めの月/Blood Moon》や《月の大魔術師/Magus of the Moon》も使えるのでそういった環境ではBurnが横から刺してくることもありえるので警戒するに越したことはないです。まあついでです。

【サイド】
ぱっと見だとよくわからないサイドですが、仮想敵にのみピンポイントに刺さるカードを積んだものです。

Fishには打ち消されにくい翼の破片でアドを取りつつ妨害していきましょう。Fishは特に《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》が戦場に出て次のターンの第1メインフェイズにクリーチャーを2・3枚唱えてくることが多いので、そのタイミングで翼の破片を合わせられればいい感じでしょう。サイド後は《残響する真実/Echoing Truth》か《乱動への突入/Into the Roil》が飛んでくるので、特に前者を警戒して果し合いの場は重ね張りするよりも他にマナを費やすようにしましょう。
OUT
1 [ALA] 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
IN
SB: 1 [SC] 《翼の破片/Wing Shards》

The Rock DDには置物が弱いので、減らしましょう。特に果し合いの場は単体のカードパワーの高いThe Rockには効果が薄いです。代わりに耐久力があるキッチンとMarit Lageも消せる翼の破片を入れましょう。
OUT
4 [IN] 《果たし合いの場/Dueling Grounds》
1 [7E] 《崇拝/Worship》
IN
SB: 1 [SC] 《翼の破片/Wing Shards》
SB: 4 [SHM] 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》

Valakutにはソーサリー除去や全体除去を抜けるだけ抜いてサイドから入れられるものをじゃんじゃん入れましょう。金粉は打ち消されたらしょうがありませんが、打ち消しをなるべく他の置物に使わせたり《謎めいた命令/Cryptic Command》のバウンスモードを使わせたりして金粉を通しやすくしましょう。一応こちらの色が黒緑白なので手札破壊を警戒して打ち消しを構える前にコンボスタートしてくる可能性が高いです。天使の嗜みは一時しのぎにはなりますが《稲妻/Lightning Bolt》が入ってたら知りません。まあ入ってないでしょう。ただしサイド後の相手のキッチンや《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》を警戒して、インスタント除去は残しましょう。またOmen Valakut型ならディードは残して、そうでないなら抜いてもいいでしょう。以下は純正のScapeshift型のValakutに対するサイドボーディングです。
OUT
4 [OD] 《無垢の血/Innocent Blood》
4 [IN] 《果たし合いの場/Dueling Grounds》
4 [AP] 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
2 [ROE] 《弱者の消耗/Consume the Meek》
IN
SB: 4 [TSP] 《天使の嗜み/Angel’s Grace》
SB: 2 [PLC] 《根絶/Extirpate》
SB: 4 [SC] 《金粉の光/Gilded Light》
SB: 4 [SHM] 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》

Burnには相手の採用クリーチャーの枚数に従って除去をばっさり抜いていきましょう。《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》もないので崇拝が置ければスラーンが無敵なので大体勝ちでしょう。物語の円も強力ですが《真髄の針/Pithing Needle》がありえるので過信できません。
OUT
4 [OD] 《無垢の血/Innocent Blood》
4 [IN] 《果たし合いの場/Dueling Grounds》
2 [AP] 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
2 [ROE] 《弱者の消耗/Consume the Meek》
IN
SB: 4 [TSP] 《天使の嗜み/Angel’s Grace》
SB: 4 [SC] 《金粉の光/Gilded Light》
SB: 4 [SHM] 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》

【デッキレシピ(英)】

// Lands
2 [GP] Godless Shrine
3 [RAV] Temple Garden
3 [RAV] Overgrown Tomb
2 [ZEN] Plains (4)
1 [ALA] Swamp (2)
2 [ROE] Forest (2)
2 [ZEN] Marsh Flats
2 [ON] Windswept Heath
2 [ZEN] Verdant Catacombs
1 [PLC] Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 [NE] Kor Haven
1 [M11] Mystifying Maze
2 [DIS] Ghost Quarter

// Creatures
4 [CHK] Sakura-Tribe Elder
4 [MBS] Thrun, the Last Troll

// Spells
4 [CFX] Path to Exile
4 [OD] Innocent Blood
4 [MBS] Go for the Throat
1 [10E] Story Circle
4 [IN] Dueling Grounds
4 [AP] Pernicious Deed
1 [7E] Worship
4 [ALA] Elspeth, Knight-Errant
2 [ROE] Consume the Meek

// Sideboard
SB: 4 [TSP] Angel’s Grace
SB: 2 [PLC] Extirpate
SB: 4 [SC] Gilded Light
SB: 1 [SC] Wing Shards
SB: 4 [SHM] Kitchen Finks

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