【カード紹介】《Word of Command》
2011年7月20日 カード紹介 コメント (9)目次:http://himajin.diarynote.jp/201103131200449531/
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私の好きなカード、もといあまり注目されていないカードや多くの人が注目しているけど未だ大きな結果は残していないカード、昔は使われていたのに今はメタ的に奮わないカード、それを活かせるデッキさえ登場すれば活躍しそうなカードなど、いわゆるワンチャンカードを主にレガシー目線で紹介していきます。
【特徴】
(印刷時のオラクルから変更されているので気をつけてください)
相手に呪文を勝手に唱えさせる呪文。呪文のコントロールを得られるわけではないですが、代わりに相手のコントロールを得られます。相手のカードをろくでもない使い方して擬似的にインスタント手札破壊として活用するのが主でしょう。
【メリット】
・インスタントである
通常の手札破壊と違ってインスタントなので、ドロー・ステップやエンド・ステップなどいろいろなタイミングで使えます。
・マナの支払いを要求する
通常の手札破壊と違い、相手にマナを使って唱えさせるので、そのターンの相手の展開が妨害されます。
・2マナ
お約束ですが《精神的つまづき/Mental Misstep》や《虚空の杯/Chalice of the Void》に引っかかりません。
・《Force of Will》に強い
《Word of Command》の対象となった相手の手札に《Force of Will》がある場合、打ち消さなければ《Word of Command》が解決して《Force of Will》をスタック上の《Word of Command》自身を対象に代替コストで唱えられてしまうので、結局《Word of Command》を撃たれた側は《Force of Will》を唱えざるを得ないということになり、《Word of Command》を撃った側のカードアドバンテージに繋がります。
・手札破壊に強い
相手の手札破壊呪文を相手自身を対象に使わせれば、相手は最低2枚のカードを失うことになります。例えば《思考囲い/Thoughtseize》に使えば相手のカードをもう1枚ピンポイントに抜ける上に2点のロスも与えられ、《Hymn to Tourach》に使えばランダムに2枚で合計3枚落とせしかもそのターンは《Hymn to Tourach》を唱えさせるために2マナも使わせられるのでテンポもいいですね。いずれも《誤った指図/Misdirection》にはできない芸当でしょう。
・除去に強い
こちらだけ戦場にクリーチャーを展開していない状況に限り、相手の手札の除去を相手のクリーチャーに撃つことができます。その場合はカードアドバンテージに繋がりつつボードも平らに出来るので効果は絶大ですね。例えばフィッシュ/Fishが自分の《アトランティスの王/Lord of Atlantis》に《四肢切断/Dismember》を4点ロスで撃ったりズー/Zooが自分の《野生のナカティル/Wild Nacatl》に《Chain Lightning》やら《流刑への道/Path to Exile》やらを撃ったり、なかなか見物でしょう。(ちなみに《Word of Command》の呪文能力により唱えさせた呪文の解決中も対戦相手をコントロールできるので、《流刑への道/Path to Exile》を自分のクリーチャーに撃たせたら何故か土地を見つけない選択まで出来ちゃいます)
こちらにもクリーチャーがいると《Word of Command》にレスで除去を使われてしまうのでこううまくはいきませんが、相手の手札にある除去が《名誉回復/Vindicate》のようなソーサリー除去だけの時はこの場合でも同じことが可能です。
・サーチに強い
《自然の秩序/Natural Order》にしろ《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》にしろサーチカードを唱えさせれば見つからなかったことにできるので、カードアドバンテージを失わずに済みます。
・対戦相手限定
《強迫/Duress》同様、《思考囲い/Thoughtseize》や《Hymn to Tourach》と違って対戦相手を対象とするので、《誤った指図/Misdirection》で跳ね返されません。
・サイドを見れる
一応対戦相手をコントロールするので、マジック大会規定により対戦相手のサイドボードをチェックでき、通常の手札破壊より多くの情報を得られます。(呪文の解決中のように優先権の発生しないタイミングでのサイドボード確認はルール上適正です)
【デメリット】
・マナの支払いを要求する
通常の手札破壊と違ってフルタップの隙をつくことができません。
・2マナ
お約束ですが、重いです。いくらインスタントとはいえダブルシンボル2マナで手札を攻めるなら《Hymn to Tourach》を優先させたい状況は少なくありません。
・《渦まく知識/Brainstorm》に弱い
レスポンスで《渦まく知識/Brainstorm》により手札を調整され唱えさせられても問題ないカードのみにされると、通常の手札破壊以上に無駄撃ちになってしまいます。
・フェッチランドに弱い
対戦相手をコントロールするといってもマナの支払い方と呪文の解決の仕方しか選択できないので、相手のフェッチランドを起動させることは出来ません。従って相手がフェッチランドしか出していない状況では何も出来ません。
・クリーチャーハンドに無意味
相手の手札が土地とクリーチャーやPWだけだったりする場合、ほとんど意味がありません。
・無駄撃ちが少なくない
上にあげた状況以外にも、相手の手札を見て相手がどうせ唱えるはずだった呪文を唱えさせるだけで終わる状況は少なくありません。
・オラクルが違う
《Illusionary Mask》同様印刷されている内容とオラクルが違う上に長くて解読もめんどいので、場合によっては相手と揉めるかもしれません。適宜ジャッジを読んでオラクルを確認してもらいましょう。
【使い方】
・手札破壊と合わせる
先に手札破壊で相手の手札を把握しておけば、《Word of Command》を今撃って効果あるかが分かりますし《渦まく知識/Brainstorm》も消費させられます。
・打ち消しと合わせる
相手に打ち消しをケアさせることなく呪文を唱えさせられるので、打ち消し対策を引くまで温存されたくないようなどうしても打ち消したい呪文をすぐに唱えさせて打ち消しましょう。ただ《虚空の杯/Chalice of the Void》や《相殺/Counterbalance》のような打ち消し以外だとカードアドバンテージを失うので、普通の手札破壊のほうが強いです。手札破壊と打ち消しを両方積むデッキならいいかも知れませんね。
・《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》と合わせる
こちらのダブルシンボルが出やすくなる上に相手のフェッチランドからマナが出せるようになるので、《Word of Command》がマナ的に打てない状況が少なくなります。
・疑似《枯渇/Mana Short》として使う
《冬の宝珠/Winter Orb》影響下で撃つことでテンポアドバンテージを取れますし、《The Tabernacle at Pendrell Vale》影響下で撃てば場合によっては《神の怒り/Wrath of God》にもなります。
・サイドに入れる
効きにくい相手もいますが、刺さる相手にはとことん刺さりますから、サイドに忍ばせるというのもありです。サイドに入れるなら以下のようなパターンが考えられます。
i) コンボデッキで使う
《Force of Will》や手札破壊に強いということは、自分のコンボを守りやすいということです。
ii) 集団意識/Hive Mind対策に使う
序盤に撃って相手を契約死させましょう(๑→ܫ←๑)◞ยี่้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้
iii) 《自然の秩序/Natural Order》対策に使う
相手のクリーチャーを生け贄に捧げた上に何もサーチせず4マナ消費させられるのは大変心強いですね。(ただしこちらが青くなかったりする場合、4マナ出せる状況で《自然の秩序/Natural Order》を握ったままターンを返してくることは少ないので、青いデッキを使う必要があります)
iv) ハイタイド/High Tide対策に使う
相手のコンボスタート前やスタート直後の《High Tide》へのレスで《瞑想/Meditate》を使わせられたらかなり大きいでしょう。最悪《High Tide》や《転換/Turnabout》や《狡猾な願い/Cunning Wish》を消費させられるだけでもそれなりに大きいですし、《差し戻し/Remand》でなかったことにもできます。
v) アドストーム/ANT対策に使う
非常に限定的なタイミングですが、相手がコンボスタートしようと《暗黒の儀式/Dark Ritual》などから動いてきて(マナファクトを含めないで)4・5マナ出るとき、さらに《強迫/Duress》や《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》などを追加で唱えて優先権を放棄してきた場合、レスポンスで《Word of Command》を唱えることで《むかつき/Ad Nausea》や《不正利得/Ill-Gotten Gains》や《冥府の教示者/Infernal Tutor》を無理やり唱えさせることができます。《むかつき/Ad Nausea》や《不正利得/Ill-Gotten Gains》は唱えさせれば解決中の対戦相手のコントロールはこちらにあるので勝ったも同然ですし、《冥府の教示者/Infernal Tutor》も何も見つからなかったことにすればコンボは基本的に止まるでしょう。
【採用デッキの例】
エヴァグリーン/Eva Greenやロック/The Rockにピキュラ/Deadguy Ale、チームアメリカ/Team Americaにチームイタリア/Team Italiaなどなど黒中心の構成にできるビートやビートボードコントロールやクロックパーミ系のデッキには手札破壊のスロットやフリースロットなどに問題なく入りますし、なんなら特定のデッキ対策としてサイドに積むこともできるでしょう。またヘルムヴォイド/Helm Voidやヘックスメイジデプス/Hexmage Depthや黒単ストンピィ/Mono Black Stompyのような黒の濃いコンボデッキも相手の打ち消しや手札破壊への対策として有力になりそうです。
黒単NLA定食http://himajin.diarynote.jp/201109201833203273/
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カード紹介一覧:http://himajin.diarynote.jp/201108012306394608/
デッキ一覧:http://himajin.diarynote.jp/201102172159081800/
私の好きなカード、もといあまり注目されていないカードや多くの人が注目しているけど未だ大きな結果は残していないカード、昔は使われていたのに今はメタ的に奮わないカード、それを活かせるデッキさえ登場すれば活躍しそうなカードなど、いわゆるワンチャンカードを主にレガシー目線で紹介していきます。
《Word of Command》 (黒)(黒)
インスタント
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見て、その中からカードを1枚選ぶ。《Word of Command》が解決されるまで、あなたはそのプレイヤーをコントロールする。そのプレイヤーはそのカードを可能ならばプレイする。そうする間、そのプレイヤーはマナ能力を、自分がコントロールする土地のマナ能力で、それらが生み出すマナを自分がコントロールする土地の他のマナ能力を起動するためかそのカードをプレイするためにのみ起動できる。その選ばれたカードが呪文として唱えられる場合、あなたはその呪文が解決されている間、そのプレイヤーをコントロールする。
Look at target opponent’s hand and choose a card from it. You control that player until Word of Command finishes resolving. The player plays that card if able. While doing so, the player can activate mana abilities only if they’re from lands he or she controls and only if mana they produce is spent to activate other mana abilities of lands he or she controls and/or play that card. If the chosen card is cast as a spell, you control the player while that spell is resolving.
【特徴】
(印刷時のオラクルから変更されているので気をつけてください)
相手に呪文を勝手に唱えさせる呪文。呪文のコントロールを得られるわけではないですが、代わりに相手のコントロールを得られます。相手のカードをろくでもない使い方して擬似的にインスタント手札破壊として活用するのが主でしょう。
【メリット】
・インスタントである
通常の手札破壊と違ってインスタントなので、ドロー・ステップやエンド・ステップなどいろいろなタイミングで使えます。
・マナの支払いを要求する
通常の手札破壊と違い、相手にマナを使って唱えさせるので、そのターンの相手の展開が妨害されます。
・2マナ
お約束ですが《精神的つまづき/Mental Misstep》や《虚空の杯/Chalice of the Void》に引っかかりません。
・《Force of Will》に強い
《Word of Command》の対象となった相手の手札に《Force of Will》がある場合、打ち消さなければ《Word of Command》が解決して《Force of Will》をスタック上の《Word of Command》自身を対象に代替コストで唱えられてしまうので、結局《Word of Command》を撃たれた側は《Force of Will》を唱えざるを得ないということになり、《Word of Command》を撃った側のカードアドバンテージに繋がります。
・手札破壊に強い
相手の手札破壊呪文を相手自身を対象に使わせれば、相手は最低2枚のカードを失うことになります。例えば《思考囲い/Thoughtseize》に使えば相手のカードをもう1枚ピンポイントに抜ける上に2点のロスも与えられ、《Hymn to Tourach》に使えばランダムに2枚で合計3枚落とせしかもそのターンは《Hymn to Tourach》を唱えさせるために2マナも使わせられるのでテンポもいいですね。いずれも《誤った指図/Misdirection》にはできない芸当でしょう。
・除去に強い
こちらだけ戦場にクリーチャーを展開していない状況に限り、相手の手札の除去を相手のクリーチャーに撃つことができます。その場合はカードアドバンテージに繋がりつつボードも平らに出来るので効果は絶大ですね。例えばフィッシュ/Fishが自分の《アトランティスの王/Lord of Atlantis》に《四肢切断/Dismember》を4点ロスで撃ったりズー/Zooが自分の《野生のナカティル/Wild Nacatl》に《Chain Lightning》やら《流刑への道/Path to Exile》やらを撃ったり、なかなか見物でしょう。(ちなみに《Word of Command》の呪文能力により唱えさせた呪文の解決中も対戦相手をコントロールできるので、《流刑への道/Path to Exile》を自分のクリーチャーに撃たせたら何故か土地を見つけない選択まで出来ちゃいます)
こちらにもクリーチャーがいると《Word of Command》にレスで除去を使われてしまうのでこううまくはいきませんが、相手の手札にある除去が《名誉回復/Vindicate》のようなソーサリー除去だけの時はこの場合でも同じことが可能です。
・サーチに強い
《自然の秩序/Natural Order》にしろ《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》にしろサーチカードを唱えさせれば見つからなかったことにできるので、カードアドバンテージを失わずに済みます。
・対戦相手限定
《強迫/Duress》同様、《思考囲い/Thoughtseize》や《Hymn to Tourach》と違って対戦相手を対象とするので、《誤った指図/Misdirection》で跳ね返されません。
・サイドを見れる
一応対戦相手をコントロールするので、マジック大会規定により対戦相手のサイドボードをチェックでき、通常の手札破壊より多くの情報を得られます。(呪文の解決中のように優先権の発生しないタイミングでのサイドボード確認はルール上適正です)
【デメリット】
・マナの支払いを要求する
通常の手札破壊と違ってフルタップの隙をつくことができません。
・2マナ
お約束ですが、重いです。いくらインスタントとはいえダブルシンボル2マナで手札を攻めるなら《Hymn to Tourach》を優先させたい状況は少なくありません。
・《渦まく知識/Brainstorm》に弱い
レスポンスで《渦まく知識/Brainstorm》により手札を調整され唱えさせられても問題ないカードのみにされると、通常の手札破壊以上に無駄撃ちになってしまいます。
・フェッチランドに弱い
対戦相手をコントロールするといってもマナの支払い方と呪文の解決の仕方しか選択できないので、相手のフェッチランドを起動させることは出来ません。従って相手がフェッチランドしか出していない状況では何も出来ません。
・クリーチャーハンドに無意味
相手の手札が土地とクリーチャーやPWだけだったりする場合、ほとんど意味がありません。
・無駄撃ちが少なくない
上にあげた状況以外にも、相手の手札を見て相手がどうせ唱えるはずだった呪文を唱えさせるだけで終わる状況は少なくありません。
・オラクルが違う
《Illusionary Mask》同様印刷されている内容とオラクルが違う上に長くて解読もめんどいので、場合によっては相手と揉めるかもしれません。適宜ジャッジを読んでオラクルを確認してもらいましょう。
【使い方】
・手札破壊と合わせる
先に手札破壊で相手の手札を把握しておけば、《Word of Command》を今撃って効果あるかが分かりますし《渦まく知識/Brainstorm》も消費させられます。
・打ち消しと合わせる
相手に打ち消しをケアさせることなく呪文を唱えさせられるので、打ち消し対策を引くまで温存されたくないようなどうしても打ち消したい呪文をすぐに唱えさせて打ち消しましょう。ただ《虚空の杯/Chalice of the Void》や《相殺/Counterbalance》のような打ち消し以外だとカードアドバンテージを失うので、普通の手札破壊のほうが強いです。手札破壊と打ち消しを両方積むデッキならいいかも知れませんね。
・《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》と合わせる
こちらのダブルシンボルが出やすくなる上に相手のフェッチランドからマナが出せるようになるので、《Word of Command》がマナ的に打てない状況が少なくなります。
・疑似《枯渇/Mana Short》として使う
《冬の宝珠/Winter Orb》影響下で撃つことでテンポアドバンテージを取れますし、《The Tabernacle at Pendrell Vale》影響下で撃てば場合によっては《神の怒り/Wrath of God》にもなります。
・サイドに入れる
効きにくい相手もいますが、刺さる相手にはとことん刺さりますから、サイドに忍ばせるというのもありです。サイドに入れるなら以下のようなパターンが考えられます。
i) コンボデッキで使う
《Force of Will》や手札破壊に強いということは、自分のコンボを守りやすいということです。
ii) 集団意識/Hive Mind対策に使う
序盤に撃って相手を契約死させましょう(๑→ܫ←๑)◞ยี่้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้้
iii) 《自然の秩序/Natural Order》対策に使う
相手のクリーチャーを生け贄に捧げた上に何もサーチせず4マナ消費させられるのは大変心強いですね。(ただしこちらが青くなかったりする場合、4マナ出せる状況で《自然の秩序/Natural Order》を握ったままターンを返してくることは少ないので、青いデッキを使う必要があります)
iv) ハイタイド/High Tide対策に使う
相手のコンボスタート前やスタート直後の《High Tide》へのレスで《瞑想/Meditate》を使わせられたらかなり大きいでしょう。最悪《High Tide》や《転換/Turnabout》や《狡猾な願い/Cunning Wish》を消費させられるだけでもそれなりに大きいですし、《差し戻し/Remand》でなかったことにもできます。
v) アドストーム/ANT対策に使う
非常に限定的なタイミングですが、相手がコンボスタートしようと《暗黒の儀式/Dark Ritual》などから動いてきて(マナファクトを含めないで)4・5マナ出るとき、さらに《強迫/Duress》や《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》などを追加で唱えて優先権を放棄してきた場合、レスポンスで《Word of Command》を唱えることで《むかつき/Ad Nausea》や《不正利得/Ill-Gotten Gains》や《冥府の教示者/Infernal Tutor》を無理やり唱えさせることができます。《むかつき/Ad Nausea》や《不正利得/Ill-Gotten Gains》は唱えさせれば解決中の対戦相手のコントロールはこちらにあるので勝ったも同然ですし、《冥府の教示者/Infernal Tutor》も何も見つからなかったことにすればコンボは基本的に止まるでしょう。
【採用デッキの例】
エヴァグリーン/Eva Greenやロック/The Rockにピキュラ/Deadguy Ale、チームアメリカ/Team Americaにチームイタリア/Team Italiaなどなど黒中心の構成にできるビートやビートボードコントロールやクロックパーミ系のデッキには手札破壊のスロットやフリースロットなどに問題なく入りますし、なんなら特定のデッキ対策としてサイドに積むこともできるでしょう。またヘルムヴォイド/Helm Voidやヘックスメイジデプス/Hexmage Depthや黒単ストンピィ/Mono Black Stompyのような黒の濃いコンボデッキも相手の打ち消しや手札破壊への対策として有力になりそうです。
黒単NLA定食http://himajin.diarynote.jp/201109201833203273/
黒単NLA定食http://himajin.diarynote.jp/201108081843064102/
コメント
>《Force of Will》をスタック上の《Word of Command》自身を対象に代替コストで唱えられてしまうので
とありますが、すでに解決に入っている《Word of Command》はスタック上になく、相手の打ち消し呪文の対象にできないと思うのですがいかがでしょう。
『正しい Word of Command の使い方』
と言うページを参照をしました。
従って、《Word of Command》で《Force of Will》を唱えさせる場合、唱え始めてから対象を選ぶ段階においてまだ《Word of Command》はスタックを離れていないため、《Force of Will》の適正な対象として選べます。これは《誤った指図/Misdirection》でカウンター呪文を疑似的に打ち消せるのと同じ理屈です。
たぶんこれであってる気がするのですが‥どこかに無理っぽいことが書かれていましたかね‥。もう一度調べてみます。
ですのできっとあっているはず!(きりっ
上記のルールを知りませんでした。
具体的なCRの引用までしていただいてありがとうございます。
Sinkholeより平均的に高いみたいですね。