目次 http://himajin.diarynote.jp/201103131200449531/

新年の挨拶と抱負は今日の午前の日記で!

毎回恒例の、スポイラーに上がってるカードのルーリングをチェックする日記です。あくまでスポイラーにあるカードは参考であり、実際に刷られたとしてそのオラクルがスポイラーのものと一致している保証はありませんからご注意下さい。(特に発売後に検索でいらした方)

ついでに和訳はどこ見れば載ってるのか知らないので適当に訳しました。テンプレ訳と一致してなくてもご愛嬌(∪´ω`)

http://himajin.diarynote.jp/201212262256446798/
 《Firemane Avenger》、《Simic Fluxmage》、《Rubblehulk》

《Lazav, Dimir Mastermind》 (青)(青)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー - 多相の戦士(Shapeshifter)
呪禁
クリーチャー・カードがいずれかの領域からいずれかの対戦相手の墓地に置かれるたび、あなたは「《Lazav, Dimir Mastermind》は、それの名前が《Lazav, Dimir Mastermind》のままであり、それがそれの他のタイプに加えて伝説であり、それが呪禁とこの能力を得ることを除いて、そのカードのコピーになる」ことを選んでもよい。
Hexproof
Whenever a creature card is put into an opponent’s graveyard from anywhere, you may have 《Lazav, Dimir Mastermind》 become a copy of that card except it’s name is still 《Lazav, Dimir Mastermind》, it’s legendary in addition to it’s other types, and it gains hexproof and this ability.
3/3
●このコピー能力によって名前は変わらないため、戦場に《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》が出ている状況で対戦相手が手札から別の《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》のカードを捨てた場合に《Lazav, Dimir Mastermind》を《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》のコピーにしても対消滅はしません。
●クリーチャー化している《セレズニアの魔鍵/Selesnya Keyrune》や《活発な野生林/Stirring Wildwood》が死亡した場合、墓地に落ちるのはクリーチャー・カードではないので《Lazav, Dimir Mastermind》のコピー能力は誘発しません。
●コピーすることは戦場に出ることとは違うため、《スラーグ牙/Thragtusk》のように「~が戦場に出たとき」という誘発条件の誘発型能力を持つクリーチャー・カードが墓地に置かれたとしてそれをコピーしてもその誘発型能力は誘発しません
●コピー先のカードが《スラーグ牙/Thragtusk》のように「~が死亡したとき」「~が戦場を離れたとき」という誘発条件の誘発型能力を持っている場合、それのコピーである《Lazav, Dimir Mastermind》が死亡したり戦場を離れたりした時はその誘発型能力が誘発します
●コピー先のカードが《セラのアバター/Serra Avatar》のように「~がいずれかの領域から墓地に置かれたとき」という誘発条件の誘発型能力を持っている場合、それのコピーである《Lazav, Dimir Mastermind》が墓地に置かれてもその誘発型能力は誘発しません
●対戦相手の墓地にクリーチャー・カードが落ちて《Lazav, Dimir Mastermind》の能力が誘発した場合、その後《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》などで墓地のそのカードが追放されたとしてもコピー能力は対象を取っていないため問題なく解決されます。
●《安らかなる眠り/Rest in Peace》が戦場に出ているなどの理由でそもそもクリーチャー・カードが墓地に落ちるというイベントが置換されて生じない場合、《Lazav, Dimir Mastermind》の誘発型能力は誘発しません。対して《地の封印/Ground Seal》が戦場に出ているだけの場合、このコピー能力は対象を取っていないため問題なく誘発し解決されます。
●コピー先のカードが《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》のように「~(カード名)が攻撃するたび」のような表記で文章欄にカード名を含みそれがそのカード自身を指す場合、そこは《Lazav, Dimir Mastermind》として読み替えます。対して「~(カード名)という名前のカードを」のような表記でカード名がそのカード自身を指さない場合はその限りではありません。
○コピー能力はいつもルールが複雑。ですが今回はコピー先がパーマネントではなく墓地のカードのコピーでしかも誘発型能力ので少し気が楽かもしれませんね。迷ったら直感に従って処理すれば大体あってると思います(適当)。もっと細かいことを知りたい人は継続効果の種類別とコピー可能な値について調べてみましょう。
○《謙虚/Humility》と《メムナイト/Memnite》と《Lazav, Dimir Mastermind》が戦場に出ている状況で《静寂/Serenity》の能力で《謙虚/Humility》と《メムナイト/Memnite》が同時に対戦相手の墓地に置かれた場合、このコピー能力は誘発します。理由を考えてみよう!

《Whispering Madness》 (2)(青)(黒)
ソーサリー
各プレイヤーは自分の手札を捨てる。その後、これによりプレイヤーが捨てたカードの枚数のうちもっとも大きい数に等しいだけのカードを引く。
Cipher(その後、あなたはこの呪文カードをあなたがコントロールするクリーチャーにencodeされている状態で追放してもよい。そのクリーチャーがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのコントローラーはencodeされているカードのコピーをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)
Sorcery
Each player discards his or her hand, then draws cards equal to the greatest number of cards a player discarded this way.
Cipher (Then you may exile this spell card encoded on a creature you control. Whenever that creature deals combat damage to a player, its controller may cast a copy of the encoded card without paying its mana cost.)
Cipherは2つの呪文能力を表すキーワード能力で、そのうち1つは遅延誘発型能力を生成します([AVR]での奇跡能力の時と同様、まだ総合ルールで定まっていない段階なので憶測です)。(←公式のオラクルが発表されました。予想は大きくハズレましたね。1つ目は単なる呪文能力ですが2つ目はカードテキスト上の略文と全然違ってクリーチャーに誘発型能力を与える常在型能力になりました。)要するに、Cipherを持つ呪文カードが解決する際に、最後にその呪文カードを墓地に置くのではなく追放しつつ自分のコントロールするクリーチャーを1体選ぶことができます。そのクリーチャーが戦場を離れるまではそのクリーチャーはCipher能力で選ばれたという情報を保持し、そのクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたびにそのクリーチャーのコントローラーは追放したカードのコピーを唱えられます。追放されているカードそのものを唱えるわけではないので、コピーを唱えた後も追放されているカードは追放領域に残るため、その後もencodeされているクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたびにコピーを唱えることができます。
●コピーを唱えてもよいという効果はカードを唱えられる通常のタイミングを無視します。なのでCipherの2つ目の誘発型能力の解決中という、通常ソーサリーもインスタントも唱えられないタイミングでencodeされているカードのコピーを唱えられます。
●追放したカードのコピーを唱えることを選べるのは、encodeされたクリーチャーの戦闘ダメージを与えた時点でのコントローラーです。例えば戦闘ダメージを与えた直後にコピーを唱える能力が誘発してスタックに乗った後でそれが解決する前にクリーチャーのコントローラーが変わっても関係ありません。:プレイヤーAがコントロールする《修復の天使/Restoration Angel》をプレイヤーBが《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》でコントロールを奪い、その状態で《Whispering Madness》を唱えて解決し《修復の天使/Restoration Angel》にencodeさせた場合、そのターンのうちにプレイヤーBが《修復の天使/Restoration Angel》でプレイヤーAに戦闘ダメージを与えたらプレイヤーBは《Whispering Madness》のコピーを唱えられます。次のターンに《修復の天使/Restoration Angel》のコントロールがプレイヤーAに戻ってもencodeされている状況に変わりはないので、プレイヤーAが《修復の天使/Restoration Angel》でプレイヤーBに戦闘ダメージを与えたら今度はプレイヤーAが《Whispering Madness》のコピーを唱えられます。
●呪文をコピーすることと呪文のコピーを唱えることは別です。Cipher能力は呪文のコピーを唱えさせる能力なので、《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》のコスト増大能力や《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》の誘発型能力や変身能力の呪文カウント、同じくゲートクラッシュの新キーワード能力であるExtortや《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》の常在型能力などの影響を受けます
●encodeされているクリーチャーが戦場を離れた場合、そのクリーチャーが再び戦場に戻っても追放されているカードはencodeされていません。例えばencodeされている《スラーグ牙/Thragtusk》を《修復の天使/Restoration Angel》で一旦追放し戦場に戻した場合、encodeされている状態は解消されます。不死でも同様です。
●Cipher能力でencodeすることは対象を取らないため、被覆やプロテクションの影響を受けずどのクリーチャーを選ぶかはCipher能力を持った呪文の解決の最後に決定します。

コメント

だうと
2013年1月1日23:52

《Lazav, Dimir Mastermind》が墓地に置かれても、墓地に置かれたときの誘発型能力は誘発しないという説明があります。

場を離れる時はコピー先の能力を有するため効果が誘発し、PIGの時は《Lazav, Dimir Mastermind》の元のテキストなので誘発しないということでしょうか。

ひまじん
2013年1月2日0:01

「~が戦場を離れたとき」と「~が死亡したとき」(PIG、旧オラクルでは「~が戦場から墓地に置かれたとき」)の2種類は領域変更誘発型能力の誘発に関する例外のルール(CR603.6d)により、誘発イベントの直前の状態を参照して誘発の有無のチェックを行います。従ってこの2種については《Lazav, Dimir Mastermind》が墓地に置かれる直前、すなわち戦場にある状況を参照するのでこの時点では《Lazav, Dimir Mastermind》はコピー元の誘発型能力を持っていることになり、墓地に置かれた時に誘発する能力を誘発させます。

対して「~がいずれかの領域から墓地に置かれたとき」はその例外に該当しないため、誘発イベントの直後の状態を参照して誘発の有無がチェックされます。これについては《Lazav, Dimir Mastermind》が墓地に置かれる直後、すなわち墓地にある状態を参照するのでこの時点では《Lazav, Dimir Mastermind》は既にコピー効果が終了しておりコピー元の誘発型能力を持たないため、墓地に置かれた時に誘発する能力を誘発させません。

という感じです。

ジオン軍
2013年1月2日1:10

ラザーヴが鏡狂の幻をコピーして起動系能力を使った場合、ライブラリーから出て来れるのは鏡狂の幻なのではと思います。

ラザーヴが出てくる様に書かれていますがどっちなのでしょう

だうと
2013年1月2日2:03

例外なんですね…ありがとうございます。

ひまじん
2013年1月2日2:09

>ジオン軍さん

仰る通りです。カード名で自身を指している例を挙げなくてはならなかったのですが、逆にカード名で自身を表していない例を書いてしまいましたヽ(´o`)ノ

お考えのように、《鏡狂の幻》や《戦隊の鷹》のように「~という名前のカード」という文章で単にカード名を参照する能力はそのまま書いてある通りに処理し、《スラーグ牙》のように「~(カード名)がうんぬん」という文章でカード名が自身を表す場合はそこを《Lazav, Dimir Mastermind》に読み替えます。

ちょっと寝ぼけてました。お恥ずかしい(∪´ω`)
訂正します。ご指摘感謝します( ◦’⌣’◦)

>だうとさん
この辺は常在型能力による置換効果と合わせてよく混乱が生じるところみたいです。これからも気になるところがございましたらよろしくお願いします。

ジオン軍
2013年1月2日3:42

よし、ラザーヴでラザーヴをコピーして呪禁を増やして遊ぼう

ひまじん
2013年1月2日11:41

じゃあ私は《ブラストダーム》をコピーして呪禁と被覆を・・あれ消散カウンターがない・・

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