レシピ変更後 http://himajin.diarynote.jp/201309202302403107/
変更前レシピ http://himajin.diarynote.jp/201207061859449511/
デッキ一覧 http://himajin.diarynote.jp/201102172159081800/
目次 http://himajin.diarynote.jp/201103131200449531/
甲鱗様wiki http://www11.atwiki.jp/scaled-wurm/

【デッキレシピ(和英)】

// lands
1 [a] 《Savannah》
1 [B] 《Bayou》
5 [6e] 《森/Forest》 (4)
1 [fut] 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
4 [on] 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 [zen] 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 [zen] 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4 [te] 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4 [ex] 《裏切り者の都/City of Traitors》
1 [gtc] 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
1 [cs] 《暗黒の深部/Dark Depths》

// creatures
4 [cfx] 《貴族の教主/Noble Hierarch》
4 [rtr] 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
2 [tsb] 《根の壁/Wall of Roots》
3 [cmd] 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 [chk] 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
1 [shm] 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
3 [mbs] 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1 [ne] 《ブラストダーム/Blastoderm》
1 [m11] 《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
4 [m13] 《スラーグ牙/Thragtusk》
1 [m12] 《原始のタイタン/Primeval Titan》
1 [rtr] 《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》

// spells
4 [mbs] 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
4 [isd] 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
4 [vi] 《自然の秩序/Natural Order》

// sideboard
sb: 1 [cmd] 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
sb: 2 [rav] 《平地/Plains》 (4)
sb: 4 [dka] 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
sb: 4 [lrw] 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
sb: 1 [shm] 《落とし悶え/Spawnwrithe》
sb: 2 [tsp] 《クローサの掌握/Krosan Grip》
sb: 1 [avr] 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》


このレシピは古いです。最新版の記事は以下のURLを辿って下さい。
→緑単ナイレアストンピィhttp://himajin.diarynote.jp/201309202302403107/


【メモ】
アーキタイプ:エレファントストンピィ/Elephant Stompy。[M14]でのルール改定後に備えたレシピです。今日はワーム感謝デーなのでラヴニカの災厄こと《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》が主役のデッキを紹介させていただきます。実はこのデッキの前回のレシピ(http://himajin.diarynote.jp/201207061859449511/)を載せたのは去年の7/6で、当時は[M13]の災厄こと《古鱗のワーム/Elderscale Wurm》をフィーチャーさせていただきました。あの時は《自然の秩序/Natural Order》からの《大祖始/Progenitus》のサブプランとしての受け身な《古鱗のワーム/Elderscale Wurm》採用でしたが、今回は《大祖始/Progenitus》を押しのけての積極的な《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》採用です。《大祖始/Progenitus》と違って白除去や青の擬似除去に弱いという欠点はありますが、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》ならば15点ゲインですし何よりも布告除去や全体除去に強いという《大祖始/Progenitus》にない強みが《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》にはあります。[M14]でのルール改定により《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》が人気になるとしたらこの布告耐性は非常に頼もしいですし、また奇跡コン/UW Miracleの《至高の評決/Supreme Verdict》で黙らされる心配もありません。トランプルに加えてパワーも15あるので1撃でゲームを終わらせられる可能性があり《大祖始/Progenitus》のように殴った返しに総攻撃で負けてしまうパターンは少ないのではないでしょうか。

ちなみに《自然の秩序/Natural Order》からのサブプランは《原始のタイタン/Primeval Titan》による《演劇の舞台/Thespian’s Stage》《暗黒の深部/Dark Depths》サーチです。《原始のタイタン/Primeval Titan》単体でも《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を超えられてトランプルがあるので十分なフィニッシャースペックですし、セスピアンデプス/Thespian’s Depthsギミックは白マナか《不毛の大地/Wasteland》さえなければほぼ妨害できないので《原始のタイタン/Primeval Titan》と《マリット・レイジ/Marit Lage》の両方への対処を同時に迫れるのは強力ですね。何より《非業の死/Perich》やソーサリータイミングでの《終末/Terminus》や《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》1枚で対処できないというのが頼もしいです。もちろん既に《不毛の大地/Wasteland》を構えられているならば単純にマナを伸ばしてもいいですしょう。2マナランドをサーチすれば引いてしまった《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》を素出しするプランも残ります。その他のクロック選択も一応PWを全力投入しやすいルール改定後の環境を意識して選びました。今までのメインアタッカーだった《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》と《ブラストダーム/Blastoderm》は《終末/Terminus》や《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》で沈黙させられることが多かったので、4マナ域をごっそり減らしてマナソースの比率を増やし《スラーグ牙/Thragtusk》を全力投入しました。《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》からの《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》+《漁る軟泥/Scavenging Ooze》+《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》+《強情なベイロス/Obstinate Baloth》+《スラーグ牙/Thragtusk》は死儀礼ストンピィhttp://himajin.diarynote.jp/201211022314523208/)でも試しましたが、テンポ系に対して粘り強さを見せてゲームの低速化からファッティ連打に繋げやすくしてくれてよかったですし、特に後者3つは《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》や《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に対しそれなりの仕事をしてくれます。

メインデッキには素引きの弱い1枚挿しが《Savannah》《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》《演劇の舞台/Thespian’s Stage》《暗黒の深部/Dark Depths》《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》の5枚も入っています。元々《金属モックス/Chrome Mox》や《自然の秩序/Natural Order》で弱いカード群を湯水のように浪費してパワーカードを捻り出していくアーキタイプであり、戦場にファッティが置けたら後は手札がすっからかんかまたはごろごろ腐っている状況も少なくなかったとはいえ、これら不要牌5枚のうち複数枚を引いてしまう展開はわりと厳しいです。というわけでデッキ枚数はちょっと多めで63枚にする感じのいつものパターンです。フェッチランドと《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》と《自然の秩序/Natural Order》といったサーチ手段が大量に入っていてかつ役割の近いファッティが多いので63枚でもデッキの安定性はさほど変わりません。ちなみに記事で何度か紹介している話ですが、カード比率が同じにしてデッキ枚数を増やすと期待値は変わらないのに分散が上がって初手のマリガン率が増すのですが、60枚と63枚ではほとんど変わりません。具体的な確率表は過去の日記(http://himajin.diarynote.jp/201108262249296306/)にありますのでそちらをご覧下さい。一応メインを60枚にしてセスピアンデプス/Thespian’s Depthsギミックをサイドに移し、サイド後から63枚にするプランで組んでもいいですが緑単なのでサイドがかつかつですし今回は諦めました。

【サイド】
メタは赤青緑デルバー/RUG Delver黒青緑続唱/BUG Cascade奇跡コン/UW Miracleアドストーム/ANTを意識しました。といってもメインは最初からほぼ対赤青緑デルバー/RUG Delverのサイド後のような形にまとめています。63枚デッキはサイドが反映させにくいのでメインに数枚サイドカードを入れておくことが無難ですからね。そもそも緑単だとサイドに融通が利きにくく最近の置物の割られやすさ的にメインに《三なる宝球/Trinisphere》も1枚しか採用していないので、対コンボのためにサイドを大量に割いてしまいました。サイドの《落とし悶え/Spawnwrithe》は古いチョイスですが《タルモゴイフ/Tarmogoyf》さえいなければ結構いやらしいですよね。特に環境の除去が《突然の衰微/Abrupt Decay》に偏ってる場合は1ターン目に出た《落とし悶え/Spawnwrithe》の対処がしにくいですし、メインは被覆クリーチャーで置物も少なめなので単体除去自体サイド後は減らされるかもしれませんし。サイド後はゲームがゆっくりしやすく《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》も対処が簡単になるので、膠着戦から出すと即効性のある《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》に変えるプランも用意しましょう。

赤青緑デルバー/RUG Delverには不毛でDDギミックが機能しないので抜いて代わりに墓地をヘイトしていきます。オーダーはワーム引っ張ってもジェイスや水没で涙目になりにくいので抜きましょう。
OUT(7)
1 [cs] 《暗黒の深部/Dark Depths》
1 [m12] 《原始のタイタン/Primeval Titan》
1 [rtr] 《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》
4 [vi] 《自然の秩序/Natural Order》
IN(7)
sb: 1 [cmd] 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
sb: 2 [rav] 《平地/Plains》 (4)
sb: 4 [dka] 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》

黒青緑続唱/BUG Cascadeは墓地をヘイトしていきましょう。法学者やサリアは続唱対策にはなりますが、どっちもサイド後は特に除去されやすくわざわざ白タッチするほどのことでもないのでそこまでしなくてもいいでしょう。
OUT(3)
1 [mbs] 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1 [m11] 《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
1 [rtr] 《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》
IN(3)
sb: 1 [cmd] 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
sb: 1 [shm] 《落とし悶え/Spawnwrithe》
sb: 1 [avr] 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》

奇跡コン/UW Miracleにはガドックをティーグしていきましょう。ウーズを抜くので根の壁もいりません。白マナの工面は必ずしも序盤でする必要がなく不毛もないので平地は必要ありません。
OUT(8)
2 [tsb] 《根の壁/Wall of Roots》
3 [cmd] 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 [shm] 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
1 [m11] 《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
1 [rtr] 《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》
IN(8)
sb: 4 [lrw] 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
sb: 1 [shm] 《落とし悶え/Spawnwrithe》
sb: 2 [tsp] 《クローサの掌握/Krosan Grip》
sb: 1 [avr] 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》

アドストーム/ANTにはヘイトベア投入してクロックも軽くしましょう。オーダーとガドックがぶつかってますがどちらも必要なので残しましょう。
OUT(13)
2 [ex] 《裏切り者の都/City of Traitors》
1 [mbs] 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1 [m11] 《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
4 [m13] 《スラーグ牙/Thragtusk》
4 [isd] 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
1 [rtr] 《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》
IN(13)
sb: 1 [cmd] 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
sb: 2 [rav] 《平地/Plains》 (4)
sb: 4 [dka] 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
sb: 4 [lrw] 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
sb: 1 [shm] 《落とし悶え/Spawnwrithe》
sb: 1 [avr] 《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》


【デッキレシピ(英)】

// Lands
1 [A] Savannah
1 [B] Bayou
5 [6E] Forest (4)
1 [FUT] Dryad Arbor
4 [ON] Windswept Heath
2 [ZEN] Misty Rainforest
1 [ZEN] Verdant Catacombs
4 [TE] Ancient Tomb
4 [EX] City of Traitors
1 [GTC] Thespian’s Stage
1 [CS] Dark Depths

// Creatures
4 [CFX] Noble Hierarch
4 [RTR] Deathrite Shaman
2 [TSB] Wall of Roots
1 [CMD] Scavenging Ooze
1 [CHK] Sakura-Tribe Elder
1 [SHM] Kitchen Finks
3 [MBS] Thrun, the Last Troll
1 [NE] Blastoderm
1 [M11] Obstinate Baloth
4 [M13] Thragtusk
1 [M12] Primeval Titan
1 [RTR] Worldspine Wurm

// Spells
4 [MBS] Green Sun’s Zenith
4 [ISD] Garruk Relentless
4 [VI] Natural Order

// Sideboard
SB: 1 [CMD] Scavenging Ooze
SB: 2 [RAV] Plains (4)
SB: 4 [DKA] Thalia, Guardian of Thraben
SB: 4 [LRW] Gaddock Teeg
SB: 1 [SHM] Spawnwrithe
SB: 2 [TSP] Krosan Grip
SB: 1 [AVR] Craterhoof Behemoth

コメント

しもべの一人、H
2013年7月7日2:51

1枚挿しのギミックの不安定さを拡散するために63枚にするというのは面白そうですね。配分が難しそうですが、機会があれば一度試してみたいと思います。

ひまじん
2013年7月7日8:08

ドライアドや殴打頭蓋を使ったレシピを良く考える都合、結構頻繁に61~63で試してますがサイドがしにくい点を除くとわりと回しやすく感じますよ~。

244
2013年7月7日22:48

デッキ紹介で毎回思いますが、発想が素晴らしいと思います!
世界棘のワームはファッティ好きなら一度は使ってみたいですね

ひまじん
2013年7月7日23:33

ありがとうございます(っ◦’⌣’◦c)
《クローサの雲掻き獣》の時代から見て、デメリット無しの緑単色ファッティもここまで来ましたかという印象ですよね。同じファッティを使うデッキにしても、《騙し討ち》デッキと比べると《自然の秩序》はデッキのスロットの多くに自由が利くのも構築意欲をそそる点ですね!

お気に入り日記の更新

日記内を検索