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MTGとりびあ http://himajin.diarynote.jp/201207161549371261/
ルーリングを紹介したカード
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  《太陽の勇者エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》(新テキスト)
  《岩枷/Chained to the Rocks》
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  《ナイレアの弓/Bow of Nylea》
  《老いざる者、メドマイ/Medomai the Ageless》
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  《天界の執政官/Celestial Archon》
  《海の神タッサ/Thassa, God of the Sea》
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  《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》
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  《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》(新テキスト)
 http://himajin.diarynote.jp/201308141835585404/
  《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》(旧テキスト)
  《アナックスとサイミーディ/Anax and Cymede》
 http://himajin.diarynote.jp/201307312009464136/
  《隆盛なるものエルズペス/Elspeth Ascended》(旧テキスト)


人に言われるまでまったく気付かなかったのですが、前回翻訳した公式記事(ttp://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/li/263)の原文がいつの間にか差し替えられてる!?

しかもルーリングについて書いてある内容がまるで正反対なんですけど・・・。一体全体なぜこうなったのかさっぱりですが、公式がこれじゃもう何を信じていいのか・・・。いやはや・・本当に何でこうなったのでしょう・・。

まず9月4日の時点での記事(私訳)では
危険性

彼女らをいつオーラとして唱えるかに気を付けなくてはなりません。4マナか5マナ、または6マナも支払った結果、オーラの対象がただどかされただけなんて展望はうんざりしますよね。鍵となるのは、いつ授与能力を解決させることができるのかを見出すということです。いったん無事にクリーチャーに付けば、ちゃんとバックアッププランもありますので、クリーチャーが殺されないかについてすっかり気にならなくなります。

このカードサイクルが即ピック級の呪文になるかどうか、またはパックの真ん中まで流されるかどうかを決める上で、テーロスにおける能力、カードタイプ、除去呪文の軽さが非常に重要な役割を持ちます。もしこのセットに十分なインスタント除去があるのであれば、自分のクリーチャーにこれらの格別な贈り物をどのくらい授与するかについて調整しないといけないかもしれませんね。

同じことが《平和な心》系の除去についても言えます。ただ好機を待つことで、さらに別のオーラによって一石三鳥になることだけを目指して授与能力を使うのです。数週間後のことは完全には分かりませんので、単にこれらがプレイに値するものと想定していくつもりです。

私が遊んできたほとんどのフォーマットにおいて、彼女らは多くの長所を持った信頼出来るカードになるでしょう。

とあったのですが、これがいつの間にか
危険性

リミテでもっと活躍できるオーラを作るという試みが過去より見られてきました。族霊鎧のようなメカニズムはオーラの点数を高めることに貢献してきましたが、依然としてオーラが常に持ちあわせてきた危険性からは逃れられませんでした:もしオーラの対象になっているクリーチャーが死亡するか戦場を離れてしまった場合、ただの1対2交換となってしまいました。それはリミテで敗北を喫する最短経路なのです。

テーロスではそのような日々とはおさらばです。万が一対象に何か起きたとしても結局のところクリーチャーを得ることができるということに安心して、今や堂々と授与カードをスタックに叩きつけることができるのです。それなら1対1交換に過ぎませんね!それは私達にとってだいぶ良いことなのです。

危険性は授与カードの解決に成功した後にも低減されています。オーラにより巨大で頼もしいクリーチャーを生み出した結果《送還》系の効果で人生台なしにされただけだった、なんていうことが何度ありましたか?授与カードを詰め込んでいればそのような日々ともおさらばです。授与カードは単に外れてエンチャント・クリーチャーになり、元の対象を唱え直せるまで戦況を保てる状況です。

この進撃に真に水を差すには、そのクリーチャーを戦場に留めながらも置物にする《平和な心》系の除去を使うことです。こういった除去に、そしてそれがテーロスにおいて価値の出るものかどうかに、私達は注視し続けてみます。

という文章にすり替えられています。最初は「オーラの対象が除去されたら涙目なのでインスタント除去をかいくぐらなきゃ」となっていたのに新しい文章では「オーラが対象不適正で涙目な時代はもう終わりなのです(キリッ)これからはクリーチャーとして場に出るのです!」とか完全に逆になってるじゃないですか・・。何が起きてるのかさっぱりなんですけどこれについて釈明してる文章ないんですかね・・。どっちが正しいか分かりませんけど新しい文章をとりあえずは信用すべきですかね。

対象不適正になった場合クリーチャーに戻るってことは、授与のルールに「解決時に対象がいればクリーチャーであることを失いオーラとして解決し、いなければクリーチャーとして解決する」と定めるのかもしれませんが、だとすると授与で唱えたエンチャント・クリーチャーは当初予想した「非クリーチャー呪文として唱えられる」という仮説が誤っているのかもしれませんね。あくまでエンチャント・クリーチャーとして唱えられた対象も取るオーラ呪文で、解決時にパーマネントタイプをいじる、といった挙動が自然でしょうか。

いずれにしても授与の適当な注釈分だけで予想するのは無理があるので、正確なCR更新を待つべきでしょうねえ。メカニズム系はCR更新の前に挙動を教えてくれるはずの公式記事なはずなのに、それが機能してないってどういうことなんでしょうね。

とりあえず過去に書いた該当記事には注記しておきます。結果的にデマを流すことになってしまって本当にごめんなさい。。

コメント

ジオン軍
2013年9月10日23:04

要するにリシドか

悲劇は繰り返されるのかー

しもべの一人、H
2013年9月10日23:46

余りに弱すぎるので発売前にエラッタが入ったんですよ、きっと!!

高潮の
2013年9月11日0:27

ツイッターでは出てたみたいですね。
https://twitter.com/dailymtg/status/375114460878225408

ひまじん
2013年9月11日7:47

>ジオン軍さん
今回は「授与」と神々の持つ「信心」でパーマネントタイプをころころ書き換えるデザインが2種類あってどちらも混乱を招きそうな複雑さですねえ。幸いエンチャントであることを失うことはないので「対象のエンチャントを」系のカードを増やして「クリーチャーでないパーマネントを/呪文を」系のカードをスタンでは刷らないことで紛らわしいケースを避ける感じにするんですかね。

>しもべさん
注釈文はルールに関係ないのでCR更新するまでの間は好き放題エラッタを入れられるという新しい作戦ですねwそれにしても前の弱かったデザインの状態でも元のメカニズム記事はそこそこ褒めていたので、何だかなあな印象ですね・・とりあえず褒めるというスタンスなんですかね。新しいデザインはだいぶ強そうなので結果Auraイですね。

>高潮のさん
本当ですね。ありがとうございます。ということはとりあえず新しい方の文章が正しいということなのですね。なぜ誰も推敲しなかったのか不思議でなりませんね。どうでもいいですがそのつぶやきのリプライの「Sutcliffeさんは実際にプレイもしていないのにあの記事を書いたというのですか・・?」「まだ発売されてないですからそりゃそうですよ」って流れおもしろいですね・・。

H_Netia
2013年9月11日7:47

ツイッターで呟いていたのは知っていましたが、正直これは酷すぎる。
クリーチャーとして戦場に出るなら、カード内の授与の説明文と、言っていること違うor説明足りなさすぎ、で絶対ルール間違う人が出るとおもうんですが……

ひまじん
2013年9月11日7:56

奇跡や暗号のような能力も注釈文と厳密な挙動は違いましたが、実際にプレイする上での振る舞いはほぼ同じでしたね。今回は普通にゲームを行う上で頻繁に現れる状況すら注釈文でカバーできていない点で非常に頭が痛いですね。。

莱亞りう
2013年9月11日11:32

通りすがりです>
メカニズム説明のところでは最初からクリチャーとしてでると書かれていたので、どこかで入れ違っていたんでしょうね。謎です。

ひまじん
2013年9月11日21:07

どうもです。
記事を書いた人も知らされていた内容が誤っていたと知ったときはさぞ驚いたでしょうね。それにしても原文の該当部分に何も注記せずに記事をそっくり差し替えてしまう辺り混乱を鎮める気もあまり感じられませんね‥。

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